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鍋蓋
ふりがな文庫
“鍋蓋”の読み方と例文
読み方
割合
なべぶた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なべぶた
(逆引き)
「気のせいで熱が出るんだから、気のせいでそれがまた
直
(
すぐ
)
除れるんだろうよ。髪剃でなくったって、
杓子
(
しゃくし
)
でも
鍋蓋
(
なべぶた
)
でも同じ事さ」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
塩湯で柔くなるまで湯煮て
直
(
す
)
ぐ使わなければ塩水かあるいは上等にすればスープの中へ
漬
(
つけ
)
ておいて茄子のような物は
鍋蓋
(
なべぶた
)
か何かで押て水気を
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
卯平
(
うへい
)
は
窶
(
やつ
)
れた
蒼
(
あを
)
い
顏
(
かほ
)
をこちらへ
向
(
む
)
けて
居
(
ゐ
)
た。
彼
(
かれ
)
は
眠
(
ねむ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。おつぎはすや/\と
聞
(
きこ
)
える
呼吸
(
いき
)
に
凝然
(
ぢつ
)
と
耳
(
みゝ
)
を
澄
(
すま
)
した。おつぎはそれから
枕元
(
まくらもと
)
の
鍋蓋
(
なべぶた
)
をとつて
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
鍋蓋(なべぶた)の例文をもっと
(10作品)
見る
鍋
常用漢字
中学
部首:⾦
17画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
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