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なべぶた
ふりがな文庫
“なべぶた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鍋蓋
90.9%
鍋葢
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍋蓋
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
窶
(
やつ
)
れた
蒼
(
あを
)
い
顏
(
かほ
)
をこちらへ
向
(
む
)
けて
居
(
ゐ
)
た。
彼
(
かれ
)
は
眠
(
ねむ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。おつぎはすや/\と
聞
(
きこ
)
える
呼吸
(
いき
)
に
凝然
(
ぢつ
)
と
耳
(
みゝ
)
を
澄
(
すま
)
した。おつぎはそれから
枕元
(
まくらもと
)
の
鍋蓋
(
なべぶた
)
をとつて
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
附近に在る大ススキ山と小ススキ山は、千九百十五米の三角点ある
桟敷
(
さじき
)
山と千九百八十米の
小在池
(
こざいけ
)
山に当っている、そしてコサイケ山とあるのは
鍋蓋
(
なべぶた
)
山らしく思われる。
上州の古図と山名
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
なべぶた(鍋蓋)の例文をもっと
(10作品)
見る
鍋葢
(逆引き)
おつぎは
鍋葢
(
なべぶた
)
をとつていつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
なべぶた(鍋葢)の例文をもっと
(1作品)
見る
“なべぶた”の意味
《名詞》
なべぶた【鍋蓋】
鍋の蓋。
卦算冠(けいさんかんむり)の俗称。
(出典:Wiktionary)