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鉄鍋
ふりがな文庫
“鉄鍋”の読み方と例文
読み方
割合
てつなべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつなべ
(逆引き)
「お京さん、いきなり内の
祖母
(
ばあ
)
さんの背中を一つトンと
敲
(
たた
)
いたと思うと、
鉄鍋
(
てつなべ
)
の
蓋
(
ふた
)
を取って
覗
(
のぞ
)
いたっけ、
勢
(
いきおい
)
のよくない湯気が上る。」
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鉄の
釜
(
かま
)
、大きな
鉄鍋
(
てつなべ
)
、南部の
鉄瓶
(
てつびん
)
、金銀の
象眼
(
ぞうがん
)
のある南部鉄の
火箸
(
ひばし
)
。また桑材の
茶箪笥
(
ちゃだんす
)
、総桐の長火鉢、鏡台、春慶塗の卓その他で、小田滝三は眼をむいた。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
必然
変化
(
へんげ
)
の所為と悟り鉄砲を持ち
鉄鍋
(
てつなべ
)
の足を三つ欠き持ちて足蹟を追い山に入れば、極めて大なる白猴新産の子を食いおわり片手で妻の髪を掴み軽々と携えて走り行く
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
鉄鍋(てつなべ)の例文をもっと
(7作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
鍋
常用漢字
中学
部首:⾦
17画
“鉄鍋”の関連語
行平鍋
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
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鉄棒
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“鉄鍋”のふりがなが多い著者
南方熊楠
泉鏡太郎
島崎藤村
山本周五郎
泉鏡花