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鉄管
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てっかん
ふりがな文庫
“
鉄管
(
てっかん
)” の例文
旧字:
鐵管
冷酷
(
れいこく
)
な
建物
(
たてもの
)
の
蔭
(
かげ
)
になっている
暗
(
くら
)
いところで、しかも
冷
(
つめ
)
たい
鉄管
(
てっかん
)
の
周囲
(
まわり
)
で、
哀
(
あわ
)
れな三つの
影
(
かげ
)
は、こうしてうごめいているのでありました。
石段に鉄管
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
向うに見える太い
鉄管
(
てっかん
)
は、
海面
(
かいめん
)
すれすれまで下りている。重い毒瓦斯は、あの方へ
排気
(
はいき
)
するんだ。風下はベンガル
湾
(
わん
)
だ。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
三
人
(
にん
)
は、うす
暗
(
ぐら
)
い、
建物
(
たてもの
)
の
壁
(
かべ
)
にそって
歩
(
ある
)
いていました。そこの
電信柱
(
でんしんばしら
)
の
下
(
した
)
にも、
長
(
なが
)
い
機械
(
きかい
)
のねているように、
大
(
おお
)
きな
鉄管
(
てっかん
)
が
転
(
ころ
)
がっていたのです。
石段に鉄管
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雨のおかげで地面が白く見え、彼のすぐ近くに、大きな
鉄管
(
てっかん
)
が転がっているのが眼についた。彼は雨にぬれないようにと思って、元気を出してその中へはいこんだ。
火星兵団
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鉄管
(
てっかん
)
は、ここばかりでない。ずっと
町
(
まち
)
の
方
(
ほう
)
まで、ところどころこうして
置
(
お
)
かれてあるからでした。
石段に鉄管
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
ぼくは思うに、そのふしぎな生物は、そこんところの焼け
鉄管
(
てっかん
)
に接触して、いちいちやけどをしているのだと思うよ。全くちえのたりないやつだ。きっと海にすんでいるけものじゃないかと思うよ
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
管
常用漢字
小4
部首:⽵
14画
“鉄管”で始まる語句
鉄管事件
鉄管長屋