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釦鈕
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ぼたん
ふりがな文庫
“
釦鈕
(
ぼたん
)” の例文
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かゞ
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
ふ
場合
(
ばあひ
)
には、
彼
(
かれ
)
が
先
(
ま
)
づ
寐臺
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
つて、
取
(
と
)
つて
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はや
)
うと
云
(
い
)
ひ、
晩
(
ばん
)
には
又
(
また
)
お
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
西村は軍服を着て切腹の座に着いたが、服の
釦鈕
(
ぼたん
)
を一つ一つ丁寧にはずした。さて短刀を取って左に突き立て、少し右へ引き掛けて、浅過ぎると思ったらしく、更に深く突き立てて
緩
(
ゆるや
)
かに右へ引いた。
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かが
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
う
場合
(
ばあい
)
には、
彼
(
かれ
)
がまず
寝台
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
って、
取
(
と
)
って
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はよ
)
うと
云
(
い
)
い、
晩
(
ばん
)
にはまたお
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
釦
漢検準1級
部首:⾦
11画
鈕
漢検1級
部首:⾦
12画
“釦”で始まる語句
釦
釦金
釦孔
釦穴
釦子
釦紐