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金字
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きんじ
ふりがな文庫
“
金字
(
きんじ
)” の例文
細い
溝
(
どぶ
)
にかかった石橋を前にして、「
内陣
(
ないじん
)
、
新吉原講
(
しんよしわらこう
)
」と
金字
(
きんじ
)
で書いた鉄門をはいると、
真直
(
まっすぐ
)
な敷石道の左右に並ぶ
休茶屋
(
やすみぢゃや
)
の
暖簾
(
のれん
)
と、奉納の手拭が目覚めるばかり
連続
(
つなが
)
って
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
階
(
きざはし
)
の下に立って、仰ぐと、
典雅温優
(
てんがおんゆう
)
なる
弁財天
(
べんざいてん
)
の
金字
(
きんじ
)
に
縁
(
ふち
)
して、
牡丹花
(
ぼたんか
)
の
額
(
がく
)
がかかる。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
牡丹うゑ君まつ家と
金字
(
きんじ
)
して
門
(
かど
)
に書きたる昼の夢かな
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
金字
(
きんじ
)
見ゆるダンヌンチオの
稗史
(
はいし
)
を
閉
(
とざ
)
し
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
見よ、
籍册
(
ほさつ
)
の
金字
(
きんじ
)
——
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
▼ もっと見る
暮れもなやめる
霊
(
たましひ
)
の
金字
(
きんじ
)
のにほひ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
革表紙
(
かはべうし
)
の
金字
(
きんじ
)
の書物。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
洋書
(
ほん
)
の
金字
(
きんじ
)
は
時雨
(
しぐれ
)
の
霊
(
たまし
)
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
金字
(
きんじ
)
の本が光つてた。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“金字”で始まる語句
金字塔