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釈
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ほど
ふりがな文庫
“
釈
(
ほど
)” の例文
旧字:
釋
ようやく川を渉る、足袋底がこそばゆいから、草鞋を
釈
(
ほど
)
いて足袋を振うと、粗製のザラメ砂糖のような花崗の砂が、雫と共に堕ちる。
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
「え、それも
釈
(
ほど
)
いて洗張りしたまゝ仕舞つてありますの。去年の夏する積りで、あのお婆さん、してくれなかつたものですから。」
青い風
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
彼女は持って来た
袱紗包
(
ふくさづつみ
)
を
釈
(
ほど
)
いて、
桐
(
きり
)
の箱に入った、四五尺もあろうかと思う系譜の一巻を卓上に繰りひろげ、平家の残党として、数百年前にこの土地に居つき、
爾来
(
じらい
)
宮城野
(
みやぎの
)
の豪族として
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
彼はつかつかと寄って来て、いきなり腕の
痺
(
しび
)
れるほどしっかり
掴
(
つか
)
み、物もいわずにぐいぐい引っ張って行くので、銀子も力一杯に振り
釈
(
ほど
)
き、すたすたと
駈
(
か
)
け出して裏通りづたいに
家
(
うち
)
へ帰って来た。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
釈
常用漢字
中学
部首:⾤
11画
“釈”を含む語句
解釈
会釈
釈放
釈迦
帝釈
講釈
元亨釈書
釈教
寝釈迦
講釈師
釈然
釈迦牟尼
註釈
釈迦牟尼仏
御会釈
梵天帝釈
釈氏
遠慮会釈
釈迦如来
釈門
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