“釈迦牟尼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃかむに88.9%
せいきやぼち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本信者の形容をもってすれば一つのつぼの水を他の一つの壺に移すが如くに肉食を継承けいしょうしているのである。次にまた仏教の創設者釈迦牟尼しゃかむにを見よ。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
象牙色ぞうげいろの磁器にもられた液体琥珀こはくの中に、その道の心得ある人は、孔子こうしの心よき沈黙、老子ろうしの奇警、釈迦牟尼しゃかむにの天上の香にさえ触れることができる。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
釈迦牟尼せいきやぼち畢竟ひつきやう愚人、苦労性なる摩訶陀の王子、天台智者は大法螺吹おほぼらふき、まつた伝教は山師の支店でみせ
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)