“しゃかむに”の漢字の書き方と例文
語句割合
釈迦牟尼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは天竺の迦毘羅衛カビラバスツ城主の子で悉達多シッタルタといい、のちに釈迦牟尼しゃかむにと呼ばれた人間の摸像でございましょう、だがその天竺の一城主の子が、われらにとってなんだというのです
荒法師 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
さて、今にして思えば、釈迦牟尼しゃかむにによって取抑えられたときの恐怖が、それまでの悟空の・途方もなく大きな(善悪以前の)存在に、一つの地上的制限を与えたもののようである。
その門前の南方に当って中央に巍然ぎぜんとして聳えて居る大いなる雪峰はすなわち雪峰チーセすなわち釈迦牟尼しゃかむに仏の体である。その前の東の方の小さな雪峰はこれは文珠菩薩もんじゅぼさつの姿である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)