“迦毘羅衛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かびらえ50.0%
カビラバスツ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『今昔物語』三の十一語は迦毘羅衛かびらえ釈種しゃくしゅ滅絶の時、残った一人が流浪して竜池辺で困睡する所へ竜女来り見てこれを愛し夫とし、竜女の父竜王のはかりごとで妙好白氈はくせんに剣を包んで烏仗那うじゃな国王に献じ
これは天竺の迦毘羅衛カビラバスツ城主の子で悉達多シッタルタといい、のちに釈迦牟尼しゃかむにと呼ばれた人間の摸像でございましょう、だがその天竺の一城主の子が、われらにとってなんだというのです
荒法師 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)