“醜状”の読み方と例文
読み方割合
しゅうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらゆる醜状(しゅうじょう)を世間(せけん)にさらした生(い)きがいなき不幸(ふこう)な母と思いつめると、ありし世の狂母(きょうぼ)の惨状(さんじょう)やわが身(み)の過去(かこ)の悲痛(ひつう)やが、いちいち記憶(きおく)から呼(よ)び起こされるのである。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
教化(きょうげ)の道を誤って、衆民を煽動(せんどう)し、財をあつめては武器を蓄(たくわ)え、門を出ては流言(るげん)を放ち、いたずらに政道を紛糾(ふんきゅう)させ、宗門末派を利用しては私権をむすぶなど——手におえぬ醜状(しゅうじょう)や
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)