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適
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む
ふりがな文庫
“
適
(
む
)” の例文
韻文には
適
(
む
)
かぬから小説を書いてみようと思ふと云ふのが渠の癖で、或時其書かうとして居る小説の結構を竹山に話した事もあつた。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
その仕事はあなたの性質や傾向には寧ろ
適
(
む
)
かないものだつたのに、あなたは才能と腕でそれをやり遂げ、子供をよく管理することも、またなつけることも出來たのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
彼は長い長い腰弁生活に飽き疲れて了った。全くこういうところに縛られていることが相川の気質に
適
(
む
)
かないのであって、
敢
(
あえ
)
て、自ら
恣
(
ほしいまま
)
にするのでは無い、と心を知った同僚は弁護してくれる。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「へえ、林檎林が出来るか。だが、この
界隈
(
かいわい
)
ぢや昔から林檎つてことは聞かないな、
俺等
(
わしら
)
の
地方
(
はう
)
にや
適
(
む
)
かないんぢやないかね。なあにさ、そりや、どうせ
旦那衆
(
だんなしゆう
)
の道楽だから何だつて構はないやうなもののな。」
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
韻文には
適
(
む
)
かぬから小説を書いて見ようと思ふと云ふのが
渠
(
かれ
)
の癖で、或時其書かうとして居る小説の結構を竹山に話した事があつた。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
適
常用漢字
小5
部首:⾡
14画
“適”を含む語句
適合
適当
適宜
快適
適當
適切
適々
悠々自適
適確
適中
不適當
適用
適例
胡適
閑適
適役
適否
室適
適応
適従
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