のこ)” の例文
跡にのこったのは未亡人安四十四歳、長女けい二十一歳、次女せん十九歳の三人である。五百は台所町のやしき空地くうちに小さい家を建ててこれを迎え入れた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
理をもて物を究めし人々この本然の自由を認めき、このゆゑに彼等徳義を世界にのこせるなり 六七—六九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)