トップ
>
銓
ふりがな文庫
“銓”の読み方と例文
読み方
割合
せん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せん
(逆引き)
五百が強いて帰ろうとすると、宗右衛門は安の生んだお
敬
(
けい
)
お
銓
(
せん
)
の二人の
女
(
むすめ
)
に、おばさんを留めいという。二人の女は泣いて留める。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「
銓
(
せん
)
」という両方に握りのついた刃物で竹の皮を削りながら、それが固い節にぶっつかるたびに、枯枝のような腕がしばらくトコロテンのようにふるえていた。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
宗右衛門はまだ七歳の
銓
(
せん
)
に読書を授け、この子が大きくなったなら
士
(
さむらい
)
の
女房
(
にょうぼう
)
にするといっていた。銓は
記性
(
きせい
)
があって、書を善く読んだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
銓(せん)の例文をもっと
(2作品)
見る
銓
漢検1級
部首:⾦
14画
“銓”を含む語句
銓衡
御銓衡
銓之丞
銓択
銓衡中
“銓”のふりがなが多い著者
徳永直
森鴎外