おち)” の例文
われらみなかし老木おいきたてにしてその陰にうずくまりぬ。四辺あたりの家々より起こる叫び声、泣き声、おちかたに響く騒然たる物音、げにまれなる強震なり。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
長き反響こだまの、遙なるおち、奥深き暗き統一ひとつの夜のごと光明のごと
現代小説展望 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)