トップ
>
遊女
>
つとめ
ふりがな文庫
“
遊女
(
つとめ
)” の例文
此時節より通ひ
初
(
そむ
)
るは浮かれ浮かるゝ遊客ならで、身にしみ/″\と實のあるお方のよし、
遊女
(
つとめ
)
あがりの去る
女
(
ひと
)
が申き
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
君が情の仮寐の床にと何ならぬ一ふしあはれも深く、此時節より通ひ
初
(
そ
)
むるは浮かれ浮かるゝ遊客ならで、身にしみ/″\と実のあるお方のよし、
遊女
(
つとめ
)
あがりのさる人が申しき。
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
遊女
(
つとめ
)
あがりの女をと気がさして、なぜか不思議に、女もともに、
侮
(
あなど
)
り、
軽
(
かろ
)
んじ、
冷評
(
ひやか
)
されたような気がして、
悚然
(
ぞっ
)
として五体を取って
引緊
(
ひきし
)
められたまで、
極
(
きま
)
りの悪い思いをしたのであった。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この時節より通ひ
初
(
そむ
)
るは浮かれ浮かるる
遊客
(
ゆふかく
)
ならで、身にしみじみと実のあるお方のよし、
遊女
(
つとめ
)
あがりの去る
女
(
ひと
)
が申き
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
君が情の仮寐の床にと何ならぬ一ふしあはれも深く、この時節より通ひ
初
(
そ
)
むるは浮かれ浮かるる
遊客
(
ゆうかく
)
ならで、身にしみじみと
実
(
じつ
)
のあるお方のよし、
遊女
(
つとめ
)
あがりのさる人が申しき。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
此時節
(
このじせつ
)
より
通
(
かよ
)
ひ
初
(
そむ
)
るは
浮
(
う
)
かれ
浮
(
う
)
かるゝ
遊客
(
ゆふかく
)
ならで、
身
(
み
)
にしみ/″\と
實
(
じつ
)
のあるお
方
(
かた
)
のよし、
遊女
(
つとめ
)
あがりの
去
(
さ
)
る
女
(
ひと
)
が
申
(
まうし
)
き
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“遊女”の意味
《名詞》
遊女(ゆうじょ)
宿場などの宴会で歌舞をしたり、色を売ることを業とする者。遊び女。
公許された遊郭の娼婦。
(出典:Wiktionary)
“遊女”の解説
遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓や宿場で男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦、売春婦の古い呼称。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。
(出典:Wikipedia)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“遊女”で始まる語句
遊女宿
遊女屋
遊女狂
遊女町
遊女街
遊女買