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逮
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とら
ふりがな文庫
“
逮
(
とら
)” の例文
季弟
(
きてい
)
孝友
(
こうゆう
)
また
逮
(
とら
)
えられて
将
(
まさ
)
に
戮
(
りく
)
せられんとす。孝孺之を目して
涙
(
なんだ
)
下りければ、
流石
(
さすが
)
は正学の弟なりけり
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
〔評〕幕府勤王の士を
逮
(
とら
)
ふ。南洲及び
伊地知正治
(
いぢちまさはる
)
、
海江田武治
(
かいえだたけはる
)
等尤も其の
指目
(
しもく
)
する所となる。僧
月照
(
げつせう
)
嘗て近衞公の
密命
(
みつめい
)
を
喞
(
ふく
)
みて水戸に至る、幕吏之を
索
(
もと
)
むること急なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
都指揮使
謝貴
(
しゃき
)
は
七衛
(
しちえい
)
の兵、
并
(
なら
)
びに
屯田
(
とんでん
)
の軍士を率いて王城を囲み、
木柵
(
ぼくさく
)
を以て
端礼門
(
たんれいもん
)
等の
路
(
みち
)
を断ちぬ。朝廷よりは燕王の爵を削るの
詔
(
みことのり
)
、及び王府の官属を
逮
(
とら
)
うべきの詔至りぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
壬申
(
じんしん
)
の日、王、
疾
(
やまい
)
癒
(
い
)
えぬと称し、
東殿
(
とうでん
)
に出で、官僚の賀を受け、人をして昺と貴とを召さしむ。二人応ぜず。
復
(
また
)
内官を
遣
(
つかわ
)
して、
逮
(
とら
)
わるべき者を交付するを装う。二人
乃
(
すなわ
)
ち至る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
逮
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
“逮”を含む語句
逮捕
逮夜
逮捕状
准逮捕状
犯人逮捕
逮捕令
逮捕監禁審問処罰
逮野