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通有
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つういう
ふりがな文庫
“
通有
(
つういう
)” の例文
恁
(
か
)
うして
凝然
(
ぢつ
)
として
居
(
ゐ
)
ることをも
勘次
(
かんじ
)
は
僂麻質斯
(
レウマチス
)
が
惱
(
なや
)
まして
居
(
ゐ
)
るのだとは
知
(
し
)
らないで、
寧
(
むし
)
ろ
老人
(
らうじん
)
に
通有
(
つういう
)
な
倦怠
(
けんたい
)
に
伴
(
ともな
)
ふ
睡眠
(
すゐみん
)
を
貪
(
むさぼ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのだらう
位
(
ぐらゐ
)
に
見
(
み
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
は
例年
(
いつ
)
になく
身體
(
からだ
)
の
窶
(
やつ
)
れが
見
(
み
)
えた。かさ/\と
乾燥
(
かんさう
)
した
肌膚
(
はだへ
)
が一
般
(
ぱん
)
の
老衰者
(
らうすゐしや
)
に
通有
(
つういう
)
な
哀
(
あは
)
れさを
見
(
み
)
せて
居
(
ゐ
)
るばかりでなく、
其
(
その
)
大
(
おほ
)
きな
身體
(
からだ
)
は
肉
(
にく
)
が
落
(
おち
)
てげつそりと
肩
(
かた
)
がこけた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“通有”の意味
《名詞》
通 有(つうゆう)
同類のものに共通にもっていること。
(出典:Wiktionary)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“通有”で始まる語句
通有性