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追駆
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おいか
ふりがな文庫
“
追駆
(
おいか
)” の例文
憶えていられないや。しまったなあ。このまま放って置けば、この次に来たとき、こっぴどい目に会うぞ。よし、
追駆
(
おいか
)
けてみよう
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かくて黄金丸は、ひたすら
帰途
(
かえり
)
を急ぎしが、
路程
(
みちのほど
)
も近くはあらず、かつは途中にて狼藉せし、猿を
追駆
(
おいか
)
けなどせしほどに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
一番味の
佳
(
い
)
いのは友釣で漁ったので
活
(
い
)
きた鮎を水の中へ泳がせると外の鮎が
追駆
(
おいか
)
けて来て
鉤
(
はり
)
に掛ります。それは鮎が充分
餌
(
え
)
を食て
心地好
(
ここちよ
)
く遊んでいる時でなければ決して友を追いません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
警視庁の赤オートバイに
追駆
(
おいか
)
けられたこともしばしばだったが、彼はいつも、鼻先でフフンと笑うと、時速六十五
哩
(
マイル
)
という砲弾のようなスピードで
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「ねえベラン氏、みっともないことは、もうよしたらどう。それに今更地球へ戻ってみても、あたしたちは高利貸と執達吏とに
追駆
(
おいか
)
けられるばかりよ」
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
儂は、この
追駆
(
おいか
)
けごっこが、冗談ではないことに直ぐ気がついた。このまま
抛
(
ほう
)
って置けば、二人とも死ぬ。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「え、ネッドに張か、ははあ、とうとう無理をして、後から
追駆
(
おいか
)
けてきたんだよ、仕様がないやつだ」
火星探険
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「オーイ、どうして
追駆
(
おいか
)
けないのだ。元気を出せ、元気を——」
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
駆
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
“追”で始まる語句
追
追従
追々
追剥
追分
追掛
追手
追憶
追付
追駈