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追懸
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おつかけ
ふりがな文庫
“
追懸
(
おつかけ
)” の例文
扨も八田掃部は
騫直
(
まつしぐら
)
に
追懸
(
おつかけ
)
來りしが三五郎めは
慥
(
たしか
)
に此寺に
迯込
(
にげこん
)
だるに相違無しと御寺へ駈入眼を
配
(
くば
)
りながら住持に向ひ若し/\御
寺樣
(
てらさま
)
只今人を殺して
立退
(
たちのき
)
し者が此寺へ
駈込
(
かけこみ
)
しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
傘
(
かさ
)
の色が、又代助の
頭
(
あたま
)
に飛び込んで、くる/\と
渦
(
うづ
)
を
捲
(
ま
)
いた。四つ
角
(
かど
)
に、大きい真赤な風船玉を売つてるものがあつた。電車が急に
角
(
かど
)
を
曲
(
まが
)
るとき、風船玉は
追懸
(
おつかけ
)
て
来
(
き
)
て、代助の
頭
(
あたま
)
に飛び
付
(
つ
)
いた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“追”で始まる語句
追
追従
追々
追剥
追分
追掛
追手
追憶
追付
追駈