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近傍
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あたり
ふりがな文庫
“
近傍
(
あたり
)” の例文
彼はその兄弟等と一の路を行かず、こは嘗てその
近傍
(
あたり
)
にとゞまれる大いなる
家畜
(
けもの
)
の群を謀りて掠めし事あるによりてなり 二八—三〇
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
なして
憤
(
いきど
)
ほれ共如何とも
詮方
(
せんかた
)
なければ
頓
(
やが
)
て懷中を改め
見
(
みる
)
に是は如何に五百兩の
金
(
かね
)
は無く
偖
(
さて
)
は
盜賊
(
たうぞく
)
の
所業
(
しわざ
)
ならんと
近傍
(
あたり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
自分の
隣家
(
となり
)
に
謡曲
(
うたひ
)
の師匠が住んでゐる。朝から晩まで
引切
(
しつきり
)
なしに鵞鳥の締め殺されるやうな声で、
近傍
(
あたり
)
構はず
謡
(
うた
)
ひ続けるのでその
喧
(
やかま
)
しさといつたら
一通
(
ひととほり
)
の沙汰ではない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“近傍”の意味
《名詞》
近傍(きんぼう)
近くの場所。
(出典:Wiktionary)
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“近”で始まる語句
近
近所
近江
近頃
近寄
近々
近習
近衛
近郷
近眼