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迄
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いた
ふりがな文庫
“
迄
(
いた
)” の例文
「わたくし共は粛然として先生に拝辞した。実に此日の会合は悲壮言語に絶してゐて、今に
迄
(
いた
)
るまで忘れることが出来ない。」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
今に
迄
(
いた
)
りて死せず、
復
(
ま
)
た父兄今日の累を致す、不幸の罪、何を以てかこれに
尚
(
くわ
)
えん。
然
(
しか
)
れども今日の事は、皇家の存亡に関わり、吾が公の栄辱に
係
(
かか
)
わる、
万々
(
ばんばん
)
休すべからず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
しかし善直と京水とが同人ではあるまいか、京水が玄俊の子でなくて、初代瑞仙の子ではあるまいかという
疑
(
うたがい
)
が、今に
迄
(
いた
)
るまでいまだ全くわたくしの
懐
(
かい
)
を去らない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その「不脱眼鏡而瞑」は、今日に
迄
(
いた
)
るまで、動すべからざるものとなつてゐる。然るに江木も森田も目撃者では無い。目撃者たる里恵若くは石川若くは牧は、果して何事をも伝へてをらぬか。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
迄
漢検準1級
部首:⾡
7画
“迄”を含む語句
今迄
飽迄
左迄
今日迄
此処迄
後迄
此所迄
候迄
宅迄
宿迄
何迄
何時迄
是迄
何処迄
夫迄
彼岸過迄
晩迄
之迄
何所迄
何處迄
...