“宿迄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆくまで50.0%
やどまで50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出行いでゆきたり元より足も達者にて一日に四十里づつ歩行あるくめづらしき若者なれば程なく松の尾といふ宿迄しゆくまで來懸きかゝりしに最早とく日は暮て戌刻頃いつゝごろとも思ひしゆゑ夜道を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼の男は否々いや/\夏の旅は是から先が肝要かんえうなりお花樣とやらには駕籠をやとひて進らせん何分僅の道故先の宿迄やどまでゆき給へ晝中と違ひて夕方はまた格別歩行能あゆみよきものなりと勸められ餘儀よぎなく夫婦も水口を立出けり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)