宿迄やどまで)” の例文
彼の男は否々いや/\夏の旅は是から先が肝要かんえうなりお花樣とやらには駕籠をやとひて進らせん何分僅の道故先の宿迄やどまでゆき給へ晝中と違ひて夕方はまた格別歩行能あゆみよきものなりと勸められ餘儀よぎなく夫婦も水口を立出けり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)