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転倒
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ころ
ふりがな文庫
“
転倒
(
ころ
)” の例文
旧字:
轉倒
かっぽれに
滑
(
すべ
)
って
転倒
(
ころ
)
び、
手品
(
てずま
)
の太鼓を杯洗で鉄がたたけば、清吉はお房が傍に寝転んで
銀釵
(
かんざし
)
にお前そのよに酢ばかり飲んでを稽古する馬鹿騒ぎの中で
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
眼
(
まなこ
)
は火のごとく血走りながら、厚い唇は泥のごとく
緊
(
しまり
)
なく
緩
(
ゆる
)
んで、ニタニタと笑いながら、足許ふらふらと虚空を
睨
(
にら
)
んで、夜具包み
背負
(
しょ
)
って、ト
転倒
(
ころ
)
がる女を
踏跨
(
ふんまた
)
ぎ
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
天井抜けうが根太抜けうが抜けたら此方の御手のものと、飛ぶやら舞ふやら唸るやら、
潮来
(
いたこ
)
出島
(
でじま
)
もしほらしからず、甚句に
鬨
(
とき
)
の声を湧かし、かつぽれに滑つて
転倒
(
ころ
)
び
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“転倒”の解説
転倒
転倒(てんとう、顚倒)とは、たおれることである。
(出典:Wikipedia)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“転”で始まる語句
転
転婆
転寝
転覆
転訛
転々
転輾
転生
転嫁
転手古舞