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赫
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かく
ふりがな文庫
“
赫
(
かく
)” の例文
この不平は
赫
(
かく
)
とした赤い怒りになって現れるか、そうでないなら、
緑青
(
ろくしょう
)
のような皮肉になって現れねばならない。路花はどんな物を書くだろうか。いやいや。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「いや、いったん王道の
赫
(
かく
)
たる御政道がたてば、そういう虫ケラどもが
業
(
わざ
)
をする日蔭はない」
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禁闕
(
きんけつ
)
を守衛し、官用を
弁理
(
べんり
)
し、京都、奈良、
伏見
(
ふしみ
)
の町奉行を管理し、また
訴訟
(
そしょう
)
を
聴断
(
ちょうだん
)
し、兼ねて寺社の事を
総掌
(
そうしょう
)
する、威権
赫
(
かく
)
々たる役目であって、この時代の所司代は
阿部伊予守
(
あべいよのかみ
)
で
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
赫
(
かく
)
かくたる地獄の
火焔
(
ほのお
)
をふくものは、二つの感情の物凄いもつれである。
世界怪談名作集:08 ラッパチーニの娘 アウペパンの作から
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
余は近時潜航艇中に死せる佐久間艇長の遺書を読んで、此ヒロイツクなる文字の、我等と時を
同
(
おなじ
)
くする日本の軍人によつて、器械的の社会の中に
赫
(
かく
)
として一時に燃焼せられたるを喜ぶものである。
文芸とヒロイツク
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
赫
漢検準1級
部首:⾚
14画
“赫”を含む語句
赫々
赫耀
目赫
赫灼
赫奕
赫燿
威赫
赫夜姫
赫耶
赫怒
真赫
赫奕姫
赫土
赫光
赫然
赫映姫
赫耶姫
恐赫
赫爾洪得
赫熱
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