“赫耶姫”の読み方と例文
読み方割合
かぐやひめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古くさい書物だなから、唐守からもり藐姑射はこや刀自とじ赫耶姫かぐやひめ物語などを絵に描いた物を引き出して退屈しのぎにしていた。
源氏物語:15 蓬生 (新字新仮名) / 紫式部(著)
彼は財力もきるといっしょに白痴はくちのようになって行衛ゆくえ知れずになった。「赫耶姫かぐやひめ!」G氏は創造する金魚につけるはずのこの名を呼びながら、乞食こじきのような服装ふくそうをして蒼惶そうこうとして去った。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)