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赤本
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あかほん
ふりがな文庫
“
赤本
(
あかほん
)” の例文
薯蕷
(
じねんじやう
)
掘
(
ほ
)
る
九州
(
きうしゆう
)
の
山奥
(
やまおく
)
に
到
(
いた
)
るまで
石版画
(
せきばんゑ
)
と
赤本
(
あかほん
)
は
見
(
み
)
ざるの
地
(
ち
)
なしと
鼻
(
はな
)
うごめかして
文学
(
ぶんがく
)
の
功徳
(
くどく
)
無量広大
(
むりやうくわうだい
)
なるを
説
(
と
)
く
当世男
(
たうせいをとこ
)
殆
(
ほと
)
んど
門並
(
かどなみ
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
抽斎の好んで読んだ小説は、
赤本
(
あかほん
)
、
菎蒻本
(
こんにゃくぼん
)
、
黄表紙
(
きびょうし
)
の
類
(
るい
)
であった。
想
(
おも
)
うにその自ら作った『
呂后千夫
(
りょこうせんふ
)
』は黄表紙の
体
(
たい
)
に
倣
(
なら
)
ったものであっただろう。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
書肆
(
しょし
)
早くも月々の損失に驚き文学を
疎
(
うとん
)
じて
赤本
(
あかほん
)
を迎へんとするに至つて『活文壇』は忽ち廃刊となりき。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
そしてマアセルは、好きなように安楽な姿態で
赤本
(
あかほん
)
を読み出した。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
曝書
(
ばくしょ
)
風強し
赤本
(
あかほん
)
飛んで
金平
(
きんぴら
)
怒る
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“赤本”で始まる語句
赤本智恵鑒