諫皷かんこ)” の例文
第一番にわた諫皷かんこは二番にわたしけるが或時あるとき祭禮さいれい彼猿かのさるの出しつくらふひまに先へぬけたり此時よりして鳥の出し一番にわたるとの嚴命げんめいにてながく一番とはなりにけり是天下太平のこうなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
諫皷かんここけふかうしてとりおどろかずと申あへりいまもつぱら江戸えど大傳馬町おほでんまちやうより山王御祭禮さんわうごさいれいつゞみつくりもの出し祭禮の第一番に朝鮮てうせん馬場ばばにおいて上覽しやうらん是あるなり往古わうこ常憲院じやうけんゐんさま御代までは南傳馬町のさるのへいを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)