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語呂
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ごろ
ふりがな文庫
“
語呂
(
ごろ
)” の例文
勢
(
いきほひ
)
の
自然
(
しぜん
)
と言つては
堅過
(
かたす
)
ぎるが、
成程
(
なるほど
)
江戸時代
(
えどじだい
)
から
考
(
かんが
)
へて見ても、
湯屋
(
ゆや
)
と
与太郎
(
よたらう
)
とは
横町
(
よこちやう
)
の
方
(
ほう
)
が
語呂
(
ごろ
)
がいゝ。(十八日)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
結局、これは「
語呂
(
ごろ
)
の論理」とでもいうべきものであろうという結論に達して、さっさと次へ読み進むことにした。
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
どうじゃナ主水正、貴様も、もう年に不足はあるまい。今になってたれかれと人柱を探すより、貴様、その護摩堂の壁へはいって、主水壁……イヤどうも、これでは
語呂
(
ごろ
)
が悪い。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
江戸前の発音とアクセントには相違ないが、
語呂
(
ごろ
)
が男とも女とも付かない中途半端だ。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
しかるにフランスのハイカイはなるほど三つの詩句でできているというだけは日本のに習っているが、一句の長さにはなんの制限もないし、三句の終わりの
語呂
(
ごろ
)
の関係にも
頓着
(
とんちゃく
)
しない。
俳句の精神
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
▼ もっと見る
「なんだって? よく聞きとれなかった。ふざけては、いけません。わしは、まじめに尋ねているのです。
語呂
(
ごろ
)
合せのような、しゃれた答えかたはしないで下さい。人生は、芝居ではないのです。」
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ガヴローシュはかく
爺
(
じい
)
さん嬢さんと
語呂
(
ごろ
)
を重ねたのに自ら満足した。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
内々直したる初心さ小春俊雄は
語呂
(
ごろ
)
が悪い
蜆川
(
しじみがわ
)
の
御厄介
(
ごやっかい
)
にはならぬことだと
同伴
(
つれ
)
の男が
頓着
(
とんじゃく
)
なく混ぜ返すほどなお
逡巡
(
しりご
)
みしたるがたれか知らん異日の治兵衛はこの俊雄
今宵
(
こよい
)
が
色酒
(
いろざけ
)
の
浸初
(
しみはじ
)
め
鳳雛麟児
(
ほうすうりんじ
)
は母の胎内を
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
“語呂”の意味
《名詞》
言葉を発音した時の調子や続き具合。語路。
語呂合わせの略。
(出典:Wiktionary)
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
呂
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“語呂”で始まる語句
語呂合