“語呂”の読み方と例文
読み方割合
ごろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきほひ自然しぜんと言つては堅過かたすぎるが、成程なるほど江戸時代えどじだいからかんがへて見ても、湯屋ゆや与太郎よたらうとは横町よこちやうほう語呂ごろがいゝ。(十八日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
結局、これは「語呂ごろの論理」とでもいうべきものであろうという結論に達して、さっさと次へ読み進むことにした。
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
どうじゃナ主水正、貴様も、もう年に不足はあるまい。今になってたれかれと人柱を探すより、貴様、その護摩堂の壁へはいって、主水壁……イヤどうも、これでは語呂ごろが悪い。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)