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詰込
ふりがな文庫
“詰込”の読み方と例文
読み方
割合
つめこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つめこ
(逆引き)
窮屈な小さい箱の中に
詰込
(
つめこ
)
まれて、藩政の楊枝を
以
(
もっ
)
て重箱の
隅
(
すみ
)
をほじくるその楊枝の
先
(
さ
)
きに
掛
(
かかっ
)
た少年が、ヒョイと外に飛出して故郷を見捨るのみか
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
連
(
つれ
)
の男も、
身体
(
からだ
)
つきから様子、
言語
(
ものいい
)
、肩の
瘠
(
や
)
せた処、
色沢
(
いろつや
)
の悪いのなど、第一、屋財、家財、
身上
(
しんしょう
)
ありたけを
詰込
(
つめこ
)
んだ、と自ら
称
(
とな
)
える
古革鞄
(
ふるかばん
)
の、象を胴切りにしたような格外の
大
(
おおき
)
さで
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その日、いつものように、のそりのそり二階へ上って行った時、わたくしは朝鮮人らしい
痘痕
(
あばた
)
の目につく若い洋服の男が、化粧用の品物を
詰込
(
つめこ
)
んだ
革包
(
かばん
)
の中を、そろそろ片づけ初めているのを見た。
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
詰込(つめこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“詰”で始まる語句
詰
詰問
詰襟
詰所
詰責
詰腹
詰寄
詰侍
詰襟服
詰切
“詰込”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
泉鏡花
永井荷風