“古革鞄”の読み方と例文
読み方割合
ふるかばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれの男も、身体からだつきから様子、言語ものいい、肩のせた処、色沢いろつやの悪いのなど、第一、屋財、家財、身上しんしょうありたけを詰込つめこんだ、と自らとなえる古革鞄ふるかばんの、象を胴切りにしたような格外のおおきさで
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)