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古鞄
ふりがな文庫
“古鞄”の読み方と例文
読み方
割合
ふるかばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるかばん
(逆引き)
妻はと見ると虫の息に弱った赤坊の側に
蹲
(
うずくま
)
っておいおい泣いていた。笠井が例の
古鞄
(
ふるかばん
)
を膝に引つけてその中から護符のようなものを取出していた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「そら来た。私、何をすればいいか判ったわ。私が
宮様
(
プリンセス
)
時代に持っていた、あの
古鞄
(
ふるかばん
)
をあけてみましょう。」
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
三角形に
膨
(
ふく
)
らんだボクスの
古鞄
(
ふるかばん
)
を、左手にシッカリと抱き締めながら、白い踏切板の上から半身を傾けて、やはり霜を
被
(
かぶ
)
っている線路の枕木の上へ、兵隊靴の片足を踏み出しかけた。
木魂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
古鞄(ふるかばん)の例文をもっと
(3作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
鞄
漢検準1級
部首:⾰
14画
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古
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フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
有島武郎
夢野久作