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覚者
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かくしゃ
ふりがな文庫
“
覚者
(
かくしゃ
)” の例文
それは
覚者
(
かくしゃ
)
(仏陀にも等しい人)が自分を全部他の者の中に生かすというような宗教的
行業
(
ぎょうごう
)
において特別な場合もありますが、普通世上に生存する人達が
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「ええ、ありがとう、ですからマグノリアの木は
寂静
(
じゃくじょう
)
です。あの花びらは天の
山羊
(
やぎ
)
の
乳
(
ちち
)
よりしめやかです。あのかおりは
覚者
(
かくしゃ
)
たちの
尊
(
とうと
)
い
偈
(
げ
)
を人に
送
(
おく
)
ります。」
マグノリアの木
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
決して南無は「
帰命
(
きみょう
)
」を意味し、阿弥陀は「
無量光
(
むりょうこう
)
」とか「無量寿」とかを現わし、仏は「
覚者
(
かくしゃ
)
」を指すなどと、一々理智的に考えて口ずさむのではありません。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
そうしてそれらの弟子は、その師が真に道の体得者であり、
仁者
(
じんしゃ
)
であり、
覚者
(
かくしゃ
)
であることを信じ切っていた。同時代の大衆がいかにその師を迫害し侮蔑しようとも、この信頼は決して揺るがなかった。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
仏陀とは梵語(Buddha)の音を漢字に当てはめたもので、
覚者
(
かくしゃ
)
という意味であります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“覚者”の意味
《名詞》
(仏語)真理を悟っている人。
(出典:Wiktionary)
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“覚”で始まる語句
覚
覚束
覚悟
覚醒
覚書
覚明
覚期
覚束無
覚際
覚猷