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覚猷
ふりがな文庫
“覚猷”の読み方と例文
読み方
割合
かくゆう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくゆう
(逆引き)
鳴滝の上流と、
清滝
(
きよたき
)
の水とが交叉している
渓川橋
(
たにがわばし
)
をわたって、
高雄道
(
たかおみち
)
八丁への途中、
栂尾
(
とがのお
)
の山ふところに、
覚猷
(
かくゆう
)
僧正は、時どき来ている。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、師伝よりは
覚猷
(
かくゆう
)
、
蕪村
(
ぶそん
)
、
大雅
(
たいが
)
、
巣兆
(
そうちよう
)
等の豪放洒落な画風を学んで得る処が多かったのは一見直ちに認められる。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
僧衣にたすき掛けの僧
覚猷
(
かくゆう
)
が映画監督となってメガフォンを持って懸命に彼の傑作の動物喜劇撮影をやっているであろうところの光景を想像してひとりで微笑したりした。
映画時代
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
覚猷(かくゆう)の例文をもっと
(3作品)
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“覚猷”の解説
覚猷(かくゆう、天喜元年(1053年) - 保延6年9月15日(1140年10月27日))は、平安時代後期の天台僧。鳥羽僧正(とばそうじょう)と世に呼ばれ、日本仏教界の重職を務めた高僧であるのみならず、絵画にも精通し、鳥獣人物戯画などの作者に擬せられている。そのユニークでユーモアあふれる作風から、漫画の始祖とされることもある。
(出典:Wikipedia)
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
猷
漢検準1級
部首:⽝
13画
“覚”で始まる語句
覚
覚束
覚悟
覚醒
覚書
覚明
覚期
覚束無
覚際
覚者
“覚猷”のふりがなが多い著者
内田魯庵
吉川英治
寺田寅彦