“かくゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
覚猷50.0%
客遊16.7%
瞿佑16.7%
覚融16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、師伝よりは覚猷かくゆう蕪村ぶそん大雅たいが巣兆そうちよう等の豪放洒落な画風を学んで得る処が多かったのは一見直ちに認められる。
秦郵という処に王鼎おうていという若い男があったが、至って慷慨家で家を外に四方に客遊かくゆうしていた。その王鼎は十八の年に一度細君さいくんを迎えたことがあったが、間もなく病気で亡くなった。
蘇生 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
この幽怪録の話は、みん瞿佑かくゆうの『剪燈新話せんとうしんわ』の中の申陽洞しんようどうの記の粉本ふんぽんになっている。
怪譚小説の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
覚融かくゆう僧正臨終の時に、弟子共が、遺財の処分を定め置きくれよと、頻りに迫った。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)