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見地
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けんち
ふりがな文庫
“
見地
(
けんち
)” の例文
理詰
(
りづめ
)
で判断はできるが、自分はだいたいの
見地
(
けんち
)
よりこの問題を見る力なく、
取捨
(
しゅしゃ
)
去就
(
きょしゅう
)
に迷うゆえ、いわゆる先輩の判断を
乞
(
こ
)
うというならば
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「成程、あなたの
見地
(
けんち
)
は其處にあるんですね。處で、もう家に歸らなくつちや。あなたもですよ。暗くなつて來た。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
今の自分はこの純粋な一本調子に対して、相応の尊敬を払う
見地
(
けんち
)
を
具
(
そな
)
えているつもりである。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
対世界の
見地
(
けんち
)
より
経綸
(
けいりん
)
を定めたりなど
云々
(
うんぬん
)
するも、
果
(
はた
)
して
当人
(
とうにん
)
の
心事
(
しんじ
)
を
穿
(
うが
)
ち得たるや
否
(
いな
)
や。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
金とか
鉛
(
なまり
)
とか酸素とか水銀とか云うが、これを形成している物質は共通であり、唯それに
含有
(
がんゆう
)
せられている数が違うために、いろいろ違った物質となっているものだという
見地
(
けんち
)
から
科学が臍を曲げた話
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
▼ もっと見る
兄の
見地
(
けんち
)
に多少譲歩している父も無事に納得した。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“見地”の意味
《名詞》
見地(けんち)
観察、判断、議論する際の立場。
何かをする土地を検分すること。
(出典:Wiktionary)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当