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覆
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シェード
ふりがな文庫
“
覆
(
シェード
)” の例文
家へ帰ると、Aの細君は寝室の水色の
覆
(
シェード
)
をかけた灯の下で、宵に街から買って来た絹糸でネクタイ編みながら未だ起きていた。
花嫁の訂正:――夫婦哲学――
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
法水の眼はその
赭
(
あか
)
っ茶けた光の中で、
覆
(
シェード
)
の描く半円をしばらく追うていたが、いま額の跡を見付けたばかりの壁から一尺ほど手前の床に、何やら
印
(
しるし
)
をつけると、
室
(
へや
)
は再び
旧
(
もと
)
に戻って
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
描き絵の絹
覆
(
シェード
)
をつけた
卓子灯
(
スタンド
)
とが載っていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
...