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西門
ふりがな文庫
“西門”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいもん
50.0%
にしもん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいもん
(逆引き)
県城通りの
槐
(
えんじゅ
)
並木に、ひときわ目立つ
生薬
(
きぐすり
)
問屋がある。
陽穀
(
ようこく
)
県きっての
丸持
(
まるも
)
ちだともいう
古舗
(
しにせ
)
だ。男はその薬屋の主人で名は
慶
(
けい
)
、
苗字
(
みょうじ
)
は二字姓の
西門
(
せいもん
)
という珍らしい姓だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
住職はそれから
女
(
おんな
)
と喬生を
西門
(
せいもん
)
の方へ
葬
(
ほうむ
)
ったが、その
後
(
のち
)
雨曇
(
あまぐもり
)
の日とか月の暗い晩とかには、牡丹燈を
点
(
つ
)
けた少女を
伴
(
つ
)
れた喬生と麗卿の姿が見えて、それを見た者は重い病気になった。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
西門(せいもん)の例文をもっと
(2作品)
見る
にしもん
(逆引き)
向う側を見ると、飛び降りた若い男は、スレ違って停車した電車の蔭に隠れるようにして
西門
(
にしもん
)
通りの横町に走り込んだ。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「よし、向こうへいけば、まだ人数がいるはずだから、これだけでいいだろう。五
足
(
そく
)
ずつの
草鞋
(
わらじ
)
と三日
分
(
ぶん
)
の
焼米
(
やきごめ
)
を
腰
(
こし
)
につけて、すぐに
西門
(
にしもん
)
のお
濠
(
ほり
)
ぎわへ
集
(
あつ
)
まりなおせ!」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西門(にしもん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“西門”の解説
西門(せいもん、にしかど)は、漢姓の一つ。朝鮮・中国では珍しい二字姓である。日本にも見られる。
(出典:Wikipedia)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
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