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西門
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せいもん
ふりがな文庫
“
西門
(
せいもん
)” の例文
県城通りの
槐
(
えんじゅ
)
並木に、ひときわ目立つ
生薬
(
きぐすり
)
問屋がある。
陽穀
(
ようこく
)
県きっての
丸持
(
まるも
)
ちだともいう
古舗
(
しにせ
)
だ。男はその薬屋の主人で名は
慶
(
けい
)
、
苗字
(
みょうじ
)
は二字姓の
西門
(
せいもん
)
という珍らしい姓だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
住職はそれから
女
(
おんな
)
と喬生を
西門
(
せいもん
)
の方へ
葬
(
ほうむ
)
ったが、その
後
(
のち
)
雨曇
(
あまぐもり
)
の日とか月の暗い晩とかには、牡丹燈を
点
(
つ
)
けた少女を
伴
(
つ
)
れた喬生と麗卿の姿が見えて、それを見た者は重い病気になった。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“西門”の解説
西門(せいもん、にしかど)は、漢姓の一つ。朝鮮・中国では珍しい二字姓である。日本にも見られる。
(出典:Wikipedia)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“西門”で始まる語句
西門慶
西門前
西門唐門