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襟
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カラー
ふりがな文庫
“
襟
(
カラー
)” の例文
襟
(
カラー
)
に真鍮の番号をつけられていたそのとおり、墓標にも第一に目につくように黒々と番号が記されてある。あたりには花も樹もない。
女靴の跡
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
この男の意志を
蹂躪
(
じゅうりん
)
し、彼からは全然独立した・意地の悪い存在のように、その濃紺の背広の
襟
(
カラー
)
と短く刈込んだ粗い頭髪との間に
蟠踞
(
ばんきょ
)
した肉塊——
宿主
(
やどぬし
)
の眠っている時でも
狼疾記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
余りに大きく、また余りに
逞
(
たくま
)
しく光っているので、最初は錯覚かとよく見定めて見たが、確かに、それは大きな
瘤
(
こぶ
)
に違いなかった。テラテラ光った
拳大
(
こぶしだい
)
の肉塊が
襟
(
カラー
)
と耳との間に盛上っている。
狼疾記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“襟”の意味
《名詞》
(えり)衣服の、頚を取り囲んでいる部分に付けられる縁。
(出典:Wiktionary)
“襟”の解説
襟・衿(えり)は、衣服において、首を取り囲む所につけられている部分。英語のカラー(collar)に相当するが、本来、カラーは衣服の身頃との接合とは関係なく頸部につける円筒状の物の総称をいう(後述)。
(出典:Wikipedia)
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
“襟”を含む語句
襟飾
襟巻
胸襟
半襟
襟首
襟頸
白襟
襟章
襟留
襟止
詰襟
宸襟
黒襟
高襟
折襟
襟下
御襟
襟裾
立襟
襟頭
...