“襟止”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えりどめ33.3%
びん33.3%
ブローチ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肩も胸も両腿も青銅に包まれ、赤とみどりと交った上衣が右の肩にかかって、黄金の大きな襟止えりどめで止めてあった。
かなしき女王 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
何度見てもこの襟止びんはきれいだわ。本当ににいさんはよくなさるのねエ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
白絽の襟を襟止ブローチでとめ、重ね草履をはきお包みを片手にかかえながら、片手にもった扇子を唇に当てがって歩くという気分の女学生。
婦人と文学 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)