褒姒ほうじ)” の例文
当時洛邑の遊び女には妲妃だっき褒姒ほうじ、西王母、というようなむかし有名な嬌婦や伝説中の仙女の名前を名乗っている評判のものもあった。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
支那の褒姒ほうじとか飛燕とか楊貴妃とか言う有名な妖婦は、いくらか妙子に似て居たかも知れませんが、それにしても、妙子の半分ほども、肉体の条件を備えて居たかどうか
しょう妲己だっきのために騒動がもちあがった。しゅう褒姒ほうじのために破壊された? 秦……公然歴史に出ていないが、女のために秦は破壊されたといっても大して間違いはあるまい。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
妲己だっき褒姒ほうじのような妖怪ばけものくさい恐ろしい美人をたとえに引くのも大袈裟おおげさだが、色をむさぼるという語に縁の有るところがら、楚王が陳を討破って後に夏姫かきれんとした時、申公しんこう巫臣ふしんいさめた
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「ハ、ハッ、昔の褒姒ほうじ飛燕ひえん貴妃きひなどいう絶世の美人は、悉くそうして選び出されました」