“褒姒”の読み方と例文
読み方割合
ほうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時洛邑の遊び女には妲妃だっき褒姒ほうじ、西王母、というようなむかし有名な嬌婦や伝説中の仙女の名前を名乗っている評判のものもあった。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
支那の褒姒ほうじとか飛燕とか楊貴妃とか言う有名な妖婦は、いくらか妙子に似て居たかも知れませんが、それにしても、妙子の半分ほども、肉体の条件を備えて居たかどうか
しょう妲己だっきのために騒動がもちあがった。しゅう褒姒ほうじのために破壊された? 秦……公然歴史に出ていないが、女のために秦は破壊されたといっても大して間違いはあるまい。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)