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蛍袋
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ほたるぶくろ
ふりがな文庫
“
蛍袋
(
ほたるぶくろ
)” の例文
旧字:
螢袋
惨
(
さん
)
として馬
嘶
(
いなゝ
)
かず、この間の花は、
磧撫子
(
かはらなでしこ
)
、
蛍袋
(
ほたるぶくろ
)
、
擬宝珠
(
ぎぼうし
)
、姫百合、
欵苳
(
ふき
)
、唐松草等にして、木は百中の九十まで
松属
(
まつぞく
)
の物たり。
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
樹立
(
こだ
)
ちに薄暗い石段の、石よりも
堆
(
うずたか
)
い
青苔
(
あおごけ
)
の中に、あの
蛍袋
(
ほたるぶくろ
)
という、
薄紫
(
うすむらさき
)
の
差俯向
(
さしうつむ
)
いた
桔梗
(
ききょう
)
科の花の
早咲
(
はやざき
)
を見るにつけても、何となく
湿
(
しめ
)
っぽい気がして
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
道端には
淡紅
(
たんこう
)
の花を
簇開
(
ぞくかい
)
する小灌木「しもつけ」がまだ咲残り、
帯紫
(
たいし
)
色の
鐘状花
(
しょうじょうか
)
蛍袋
(
ほたるぶくろ
)
や、
虎
(
とら
)
の
尾
(
お
)
がちょいちょいその間に
交
(
まじ
)
る。「がくうつぎ」が白い花をつけて灌木の間を
彩
(
いろど
)
る。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
“蛍袋(ホタルブクロ)”の解説
ホタルブクロ(蛍袋、学名: Campanula punctata var. punctata または Campanula punctata)とは、キキョウ科の多年草。
初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
(出典:Wikipedia)
蛍
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
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蛍
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