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藏前
ふりがな文庫
“藏前”の読み方と例文
新字:
蔵前
読み方
割合
くらまへ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くらまへ
(逆引き)
大きな金持のところへ
入
(
はい
)
つては、百兩二百兩といふ金をふんだくる。中には鐵砲を
擔
(
かつ
)
いで
入
(
はい
)
る者もあるといふ風で、
深川
(
ふかがは
)
の
木場
(
きば
)
や
淺草
(
あさくさ
)
の
藏前
(
くらまへ
)
で、非常に恐れた。
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
幕府の米倉は、
藏前
(
くらまへ
)
須賀橋から厩橋まで建つづき、大川に添つて、南北三百二十間、東北百三十間面積三萬六千六百餘歩と記されてゐる。八つの渠があつて、船の出入りを便にした。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
したとて
今更
(
いまさら
)
に
何
(
ど
)
うなる
物
(
もの
)
ぞ、
忘
(
わす
)
れて
仕舞
(
しま
)
へ
諦
(
あきら
)
めて
仕舞
(
しま
)
へと
思案
(
しあん
)
は
極
(
き
)
めながら、
去年
(
きよねん
)
の
盆
(
ぼん
)
には
揃
(
そろ
)
ひの
浴衣
(
ゆかた
)
をこしらへて
二人
(
ふたり
)
一
處
(
しよ
)
に
藏前
(
くらまへ
)
へ
參詣
(
さんけい
)
したる
事
(
こと
)
なんど
思
(
おも
)
ふともなく
胸
(
むね
)
へうかびて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
藏前(くらまへ)の例文をもっと
(3作品)
見る
藏
部首:⾋
17画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
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