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蕗
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ぶき
ふりがな文庫
“
蕗
(
ぶき
)” の例文
昼過
(
ひるすぎ
)
から
少
(
すこ
)
し
出
(
で
)
て
来
(
き
)
た
生温
(
なまあたゝか
)
い
風
(
かぜ
)
が
稍
(
やゝ
)
騒
(
さわ
)
いで、
横
(
よこ
)
になつて
見
(
み
)
てゐると、
何処
(
どこ
)
かの
庭
(
には
)
の
桜
(
さくら
)
が、
早
(
は
)
や
霏々
(
ひら/\
)
と
散
(
ち
)
つて、
手洗鉢
(
てあらひばち
)
の
周
(
まはり
)
の、つは
蕗
(
ぶき
)
の
葉
(
は
)
の
上
(
うへ
)
まで
舞
(
ま
)
つて
来
(
く
)
る。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
きゃら
蕗
(
ぶき
)
や
葉蕃椒
(
はとんがらし
)
のようなものも、けんどんの
隅
(
すみ
)
に仕舞っておき、お茶漬のお
菜
(
かず
)
にするのだった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“蕗(フキ)”の解説
フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名: Petasites japonicus)は、キク科フキ属の多年草、雌雄異株。早春の花茎をフキノトウ(蕗の薹)という。山野に生える春の山菜としてよく知られ、地下茎から多くの葉柄を立てて、一部が切れた円い大型の葉をつける。
(出典:Wikipedia)
蕗
漢検準1級
部首:⾋
16画
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石蕗
秋田蕗
蕗味噌
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