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華表
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とりゐ
ふりがな文庫
“
華表
(
とりゐ
)” の例文
神官等
(
しんくわんら
)
が
石
(
いし
)
の
華表
(
とりゐ
)
を
出
(
で
)
て
行
(
い
)
つた
後
(
のち
)
は
暫
(
しばら
)
くして
人
(
ひと
)
も
散
(
ち
)
つて、
華表
(
とりゐ
)
の
傍
(
そば
)
には
大
(
おほ
)
きな
文字
(
もじ
)
を
表
(
あら
)
はした
白木綿
(
しろもめん
)
の
幟旗
(
のぼりばた
)
が
高
(
たか
)
く
突
(
つ
)
つ
立
(
た
)
つてばさ/\と
鳴
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
大
華表
(
とりゐ
)
のあるところ、即ち峠の
鞍部
(
あんぶ
)
まで下から十丁位しかなかつた。私はそこに行つて思はず立尽した。
旅から帰つて
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
一時間の
後
(
のち
)
、われは鳥居峠の絶巓、
御嶽
(
おんたけ
)
神社遙拜所の
華表
(
とりゐ
)
の前なる、一帶の草地に
藺席
(
ござ
)
を敷きて、峠を登り來りし勞を醫しながら、じつと眼下に展げられたる木曾の
深谷
(
しんこく
)
の景を見やりぬ。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
『あの白いのが
華表
(
とりゐ
)
だね。』
百日紅
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
“華表”の意味
《名詞》
華表(かひょう)
中国において宮城など前に建てる柱。
神社の鳥居のこと。
(出典:Wiktionary)
“華表”の解説
華表(かひょう)は中国の伝統建築様式に用いられる標柱。
(出典:Wikipedia)
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
“華表”で始まる語句
華表木
華表神
華表際