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藺席
ふりがな文庫
“藺席”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ござ
50.0%
いむしろ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ござ
(逆引き)
あくる朝、友の強ゐて
留
(
とゞ
)
むるをさま/″\に言ひ解きて
程
(
てい
)
に
上
(
のぼ
)
る。旅の衣を着け、
草鞋
(
わらぢ
)
を
穿
(
うが
)
ち、
藺席
(
ござ
)
を
被
(
かうぶ
)
ればまた依然として
昨日
(
きのふ
)
の乞食書生なり。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
われは身に一枚の
藺席
(
ござ
)
を纏ひ、しほたれたる白地の
浴衣
(
ゆかた
)
を着、脚には
脚絆
(
きやはん
)
も
穿
(
うが
)
たず、
頭
(
かしら
)
には帽子をも戴かず、背には
下婢
(
げぢよ
)
の宿下りとも言ひつべき丸き
一箇
(
ひとつ
)
の風呂敷包を十文字に背負ひて
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
藺席(ござ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いむしろ
(逆引き)
武蔵が坐ると、
藺席
(
いむしろ
)
のすそに彼も坐って手をつかえながら、欣びを述べるつもりで直ぐいった。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藺席(いむしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
藺
漢検1級
部首:⾋
19画
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“藺”で始まる語句
藺
藺笠
藺草
藺莚
藺筵
藺仁
藺相如
藺欽
藺蓆
藺編
“藺席”のふりがなが多い著者
吉川英治
田山花袋